2017年06月30日

当クリニックの取り組み@〜カルテの整備

平成22年に開院して順調に在宅患者様が増えてきた時に、医師の負担軽減のため訪問同行秘書の採用始めて、現在では常勤の秘書が3名います。
主な業務は医師の訪問診療に同行して医師が診察している会話や医療行為をノートパソコンカルテに記入(記録)することと、医師の指示で処方箋を(ノートパソコンで)作成してモバイルプリンタでその場の患者様宅で印刷・発行することです。

 秘書業務として事前処方入力や採血指示項目入力も行っていますが、最近では在宅患者様のスケジュール管理調整や様々なカルテの整理も行っています。
医師負担軽減が目的で始まりましたが、どの職種のクリニックスタッフがカルテを見ても患者様の状態や様子が分かるようにカルテ整備していくというのが現在のミッションです。
例えば医師と患者の何気ない世間話もカルテ記載するように指示しています。
訪問同行していないスタッフがカルテも見ても、何気ない世間話の内容でその患者様の体調の安定を想像することができるからです。

 それと現在は重要情報のサマリへの追記転記を整備中です。
秘書がしっかりカルテを記載してくれるのですが、時系列でカルテが蓄積されていきますので古い重要な情報が埋もれてしまいます。
そのため今後の大きな方針決定や重要な診察結果などをサマリに追記転記して、重要情報が埋もれないようにします。
サマリをその都度まとめると大変な作業になるので箇条書・時系列で追記するのですが、まだまだ問題点も多いので試行錯誤しています。

 総合病院から頂いた様々な情報は電子カルテにPDF文書として取り込んでしますので、上記秘書が書き込んだ情報と看護師が連携調整や電話での患者様やり取りのカルテ情報と合わせると、私の自宅からでもすべてのカルテ患者情報をインターネットによって得ることができます。
さらに便利で見やすいカルテ整備を進めていきます。

追伸:秘書さんたちがカルテ・処方入力やその他の医師代行業務をしてくれますので、午後の訪問診療が終わってすぐに家に帰ることができます。
ある日に勉強会のため18時にクリニックにいたのですが、あるスタッフに「なんでこんな時間に(18時ですが)院長がいるのかと思ったら、勉強会ですか〜」と言われました。「失礼な!」と突っ込みを入れましたが、苦笑いするしかありませんでした。

posted by MCL at 13:07| Comment(0) | 院長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月23日

厚揚げの思い出

最近の好きな食べ物に厚揚げがあります。
おでんや煮物もおいしいですが、単純に焼いて醤油のみや七味・マヨネーズ乗せで食べるとおかずはもちろんビールのつまみにも最高です。
子供のころはあまり好きではありませんでしたが、アラフォーも終わりに近付いている最近は格別です。

 厚揚げに関して子供のころを思い出すとほろ苦い思い出でがあります。
もう亡くなりましたが母方の祖母に「春子おばあちゃん」がいました。
小学生時代の夏休みに私と妹だけで鳥取の春子おばあちゃんの家に長期で泊まりに行ったりしていました。
すると食事によく煮物が出てきて特に厚揚げがある時に「こんなん嫌や〜」とふてくされた思い出があるのです。
子供の時はとんかつやハンバーグなど洋食を食べたかったのですが、春子おばあちゃんの食事は「茶色系」の煮物系和食が中心で不満が多かったことを記憶しています。
その象徴が厚揚げでした。

 今では大好きになった厚揚げを見ると、ほろ苦い感情と共に春子おばあちゃんを思い出します。
あの時の春子おばあちゃんの厚揚げをもう一度今食べてみたいものです。
posted by MCL at 13:21| Comment(0) | 院長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月16日

プチ教祖様?

医師になってある程度キャリアを積むと、どの医師にも一般的に言えることだと思いますが、他の患者様と同じように診察していても特別に褒めてくれて喜んでくれる患者様が現れます。
いわゆるその医師のファンのような患者様です。
(医師が転勤するたびにその転勤先病院に追っかけて行く患者様がいますね)
基本的には相性が良いのだと思います。

私にもいわゆる私のファンのような患者様がいます(ごくわずかですが)。
他の患者様と同じように診察しているのですが、訪問するだけで喜んでいただけたり、極端な時は結果的に症状が良くならなくても「向原先生が一番良いと思ってしてくれた診察や治療だから」と納得して感謝してくれます。
しかし、私は以前から気をつけて考えていることがあります。
そのような患者様は基本的にその患者様や家族様が「常に物事を前向きに捉える立派な方」なので、どの医師ともうまくやっていけると思います。
それと今まで多くの医師を見てきましたが、ごく稀に痛い医師がいます。
一部のファンのような患者様をあたりまえだと考えているような医師は「自分自身がすごく優秀でカリスマのある人間」と勘違いしています。
そしてまるでプチ教祖様のように振舞います。

そこまで極端ではなくても、基本的に医師は(医師と言うだけで)チヤホヤされますので十分注意しないといけないと思います。

追伸:プチ教祖様の様に振る舞う医師は病気が治ったら自分の力で治したと勘違いしますが、それは思い上がりです。
(漫画の)ブラックジャックを諭す医師の有名な以下のセリフに医師そのものの立ち位置と役割の本質が表れていると思います。
「これだけはきみもキモにめいじておきたまえ。医者は人をなおすんじゃない、人をなおす手伝いをするだけだ。なおすのは…本人なんだ、本人の気力なんだぞ!医者が人の生き死にのカギをにぎるなんて…思いあがりもはなはだしいんじゃないか」

posted by MCL at 08:20| Comment(0) | 院長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする