2019年03月15日

芽キャベツ

妻とバイキングの食事(かんでかんで美味しいですよ)に行ったときに、私は46歳で妻は43歳と中年まっさかりの私たちはサラダを二人ともたくさん取って来ることに気づきました。
「濃いぃものはあまり食べられへん」と二人とも言いながら、それぞれが「芽キャベツのサラダ」をたくさん取って食べていました。
IMG_6737.jpg
「これ、おいしいなぁ」と言い合っていたのですが、芽キャベツとは何ぞやとの話になったのです。
妻)「キャベツの芽を間引いたやつちゃうの」
私)「え〜、ちゃうやろ〜」
という訳で、さっそくその場でスマホにてグーグル大先生に聞いて(グーグル検索して)、以下の画像が出てきて夫婦でビックリしました。
1.jpg
https://www.kagome.co.jp/vegeday/nutrition/201710/8492/
まさかこんなブドウの房のようなキャベツだったなんて。
みなさん、知ってました?
少なくともキャベツの芽を間引いたのもではありませんので、皆さんも妻のようなセリフを吐いて恥をかかないようにしてください(笑)
posted by MCL at 08:00| Comment(0) | 院長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月08日

天智天皇の百人一首の歌の再考(後半)

なぜ天智天皇は泣いているのか?
もちろん夜露で袖が濡れて衣の着心地が悪いから泣いている訳ではありません(笑)。
仮小屋の屋根ぶき(とま)が荒い、つまりすごい粗末で仮に作った小屋を見て泣いているのです。
当時は秋に臨時の仮小屋を作って、稲を見張ったり守ったりしたようです。

仮小屋があまりにも粗末なので天智天皇は泣いていたのですが、「秋の田の仮小屋が粗末」では不十分なのです。
「秋の田の仮庵(かりほ)の」→「秋の田の仮小屋の」になりますが、不十分なのです。
IMG_6742.jpg
ここで源氏物語を読んでいて気付いた2点目が大切になります。
時折漢字で書かずにひらがなで短歌を書く場合があるのですが、その場合には2重の意味があることが多いのです。
とすると、百人一首の札を見てほしいのですが「仮庵」と書かずに「かりほ」と書いているのは2重の意味があります。
ズバリ「仮庵(かりほ)」と「刈穂(かりほ)」です。

この歌は「秋の田の刈穂」と「仮庵の庵の苫があら(み)い」との対比なので、現代語訳すると「秋の田の収穫したの稲穂の豊作の豊かさ」と「それを守る小屋の粗末さ」との対比になり、天智天皇が「国のために頑張って働いている農民が粗末な小屋で過ごしていることを物悲しく思いやった歌」なのです。

私の訳は意訳ですが
「しっかり働いて豊作の刈った稲が積み上がっているのに、それを見守る小屋が粗末で、農民のみんなは大変でよく頑張ってくれており涙が込み上げるなぁ」

収穫の秋と天智天皇の農民を思いやる祈りの歌と考えると、雰囲気としてはミレーの晩鐘の絵ような歌かもしれませんね!
1.jpg
<ウィキペディアより>

posted by MCL at 08:00| Comment(0) | 院長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月01日

天智天皇の百人一首の歌の再考(前半)

これから百人一首の1番目の超有名な天智天皇の歌「秋の田のかりほの〜」について自説を述べます。
素人なのにかなり生意気なことを言いますので、あらかじめご了承ください。
IMG_6742.jpg
今年始の冬休みに中学一年生の次男が学校の宿題として百人一首の暗記?勉強?をしていました。
その中学校のプリントを見ると天智天皇の歌の訳が
「秋の田の仮小屋は苫(とま→屋根ぶき)が粗末だから、私の袖は夜露にぬれとおしだ」
と書いてあったのです。
その時私は
「おかしい、間違っているはずだ、選び抜かれた和歌で構成されている百人一首の第1首目の天皇の歌がそんな意味のはずがない」
と思ったのです。
「苫が粗末だから袖が夜露に濡れて大変だ」って天皇が愚痴を言っているなんておかしいと思いませんか?

その当時私は「谷崎潤一郎訳の源氏物語」を読書中でした。
読書と言うよりは、かなり難解な読み物なので読解中でした。
谷崎潤一郎訳の源氏物語は原文の良さを残すためにかなり古文のような文章になっており主語もほとんどないので、瀬戸内寂聴訳や与謝野晶子訳や橋本治訳(これはほとんど異訳)を参考にしながら現在も読解しています。

そして源氏物語にはたくさんの和歌がでてきて、悪戦苦闘しながら読解してきました。
その私が天智天皇の百人一首の歌の本当の意味を考えたときに、源氏物語のたくさんの和歌を通して気付いた2点があります。
1点目は昔の和歌で袖と露が読まれた歌はほぼ100%「涙で袖が濡れている」との意味を表しています。
「露」は「涙」なのです。
そうなんです、天智天皇は泣いているのです。
それではなぜ天智天皇は泣いているのでしょうか?
<次回へ続く>

追伸1:上方落語の演目の一つに「京の茶漬け」があります。
家に遊びに来たお客さんに京ことばで「何もおへん(=ない)のどすけど、ちょっとお茶漬けでもどうどす?」という独特の言い回しがあるのですが、これは「早く帰ってください」という意味だそうです(もちろんお茶漬けなど用意していません)。
「早く帰ってください」と思っている女主人と「何とか京のお茶漬けを食べたい」と思っているお客さんのやりとりが落語のネタになります。
「何もおへんのどすけど、ちょっとお茶漬けでもどうどす?」→「早く帰ってください」のように元の意味が全くなくなっているのと同じで、「わが衣手は露にぬれつつ」→「物悲しくて涙がこぼれる」も元の意味が全くなくなっているのだと思います。

追伸2:以前ブログにも書いた映画の「カメラを止めるな!」が3月8日(金)日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて完全ノーカットでテレビ初放送されます。
http://mukaihara.seesaa.net/archives/20181116-1.html
ぜひ皆さん見て下さ〜い、面白いですよ〜。
posted by MCL at 08:00| Comment(0) | 院長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする