コロナでなかなか出かけたり人と一緒の活動がしにくい状況が続いており、みなさんも生活スタイルが変わったりしているかと思います。
そんな中で僕は最近筋トレに励んでいます。

とはいっても僕はもともとインドア派なのでコロナの影響でというわけではないですが。
学生時代には水泳やサッカーをしていましたが、あまりタイムを更新するとか試合に勝つとかに興味がなく単にそのスポーツをすること自体が楽しかったので、恥ずかしい話ですが筋トレなどの基礎トレーニングはよく手を抜いていました。
なので筋トレを真剣に頑張っているのは今が初めてだったりします。
今までも何度か筋トレをしようとしたことがあったのですが、これがなかなか続かないもので三日坊主になってしまうばかりでした。
でも今回は2ヶ月以上続いています。
何が今までと違うのかなと考えたところ、目標の立て方が少し違うことに気づきました。
今までは最終的なゴールを想像してやっていたのですが、それでは当然その目標が達成できるまで時間がかかるのでなかなか達成感もなく頑張ることに疲れてやめてしまったように思います。
今回は初めはただ続けること、筋トレ自体の負荷などは気にせずただただ続ける、それも毎日じゃなくてもいいから時間があったり気が向けば筋トレをするということを意識して始めました。
筋トレする習慣ができる頃にはほんのわずかですが筋トレの効果が自覚できました。
そこからはそういう小さい効果を確認するのが楽しみで自然と筋トレを継続できています。
これはよく言われていることですが、大きな目標のためには小さな目標が必要だということですね。
最終的なゴールを達成するには何が必要かを考えて1番近い目標から少しずつ達成していく、これは多くのことで適用できる方法ですし、在宅医療にも当てはまると思います。
在宅医療を希望される患者さんには希望する理由というのが様々あって、例えばわかりやすいものだと“病院ではなく家で過ごしたい”というものがあります。
しかし大きな目標が“家で過ごす”ことだとして、そのために必要な小さな目標というのは患者さんには初めての経験でわかりにくいことも多いです。
そこで在宅医療では色々な職種の方の力を合わせて、小さな目標を示し、達成の手伝いをするというのも大事な要素だと考えています。
少し真面目な話になってしまいましたが、それはそれとして何歳になっても筋トレは健康に良い効果をもたらしますので、みなさんも気が向いたら軽い筋トレから始めてみてはいかがでしょうか。