2018年11月09日

「政治とお金」ではなくて「政治はお金」

 ニュースで政治に関するお金の不祥事の話を聞くとまたかといやな気分になることが多いですよね。
私もその一人です。
しかし、最近は私の人生も後半戦のいい大人になってきたので、若いときの理想のみでなく現実が見えてきます。
すると、よくテレビのニュースキャスターが「またもや政治家の不正です。いつまでも繰り返す政治とお金の問題はなくならないのでしょうか?」と言っています。
私はこのコメントを聞くたびに最近は「?」と思うのです。

 政治家の主な仕事は大きく二つあります。
議会に参加しますので、一つは法律を作ることで、もう一つは予算を決めることです。
ありていに言えば、社会のルールを作ることと(税金で集めた)お金の分配を決めることです。
政治家の仕事と言うとルールを決める仕事に目がいきますが、実はそれ以上に巨額のお金の行き先を決めることの方が重要かもしれません。
すると、巨額なお金の流れの決定権を持って感覚が麻痺をして、不正をする政治家は賄賂(わいろ)のお金(の額)など大したことはないと思っているのです。
という訳で、「政治とお金」ではなくて「政治はお金」なのです。
だから、実際は政治家からお金の問題がなくなることはないのです。

 そして、よく言われる政治に関わる人は高潔でないといけないと言う理想もわかりますが(心情的には私もそう思っています)、私たちすべての人がお金にこだわりが強いのに政治家にだけに高潔を求めても無駄というものです。
ただ批判や諦観では建設的ではありませんので、私個人的な意見としての解決策を提案します。

 私の解決策は何も特別なことではありません。
政治家のお金の収支をすべてオープンにすることです。
今でもその流れでかなりオープンになっていますが、もっともっとオープンにすべきだと思います。
具体的にはすべての政治家の収支をインターネットですべての人が確認できるようにします。
そして、何か引っかかる点があれば正式な手続きを経て政治家事務所の監査が可能にするようにします。
これだけインターネットとSNSが発達した良くも悪くも一億総監視社会ですので、政治家も常に見られてチェックされていると思うと、選挙で選ばれ世論に敏感な政治家ですから、悪いことはできないと思います(お金には魔性の魅力がありますので、ばれないと思うとついつい悪いことをするのは政治家に限らず世の常だと思います)。

 「政治とお金」ではなくて「政治はお金」だと身も蓋もありませんが、理想論だけでなく現実をしっかり認めて、少しずつでも公平で良い仕組の世の中になってほしいと思っています。
(そうは言っても私は社会運動などはしませんので、自分の持ち場(仕事)で頑張っていきたいと思います。)
posted by MCL at 08:00| Comment(0) | 院長日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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