2019年04月05日

【シイタケ皮膚炎】について

今回は、入職して3年になります 医師の安井が担当です。

最近は講演会などに顔を出し自己啓発しています。シイタケ皮膚炎について書きます。

シイタケ皮膚炎は1974年に日本人で初めて10例報告された病気です。
この先春から夏にかけて海辺や河原でバーベキューをする機会が増えると、シイタケを食べて発症する「シイタケ皮膚炎」が急増するという疾患です。生焼けのシイタケを食べることで発症する。アルコールと一緒に食べて発症したというケースが多く、男性にやや多いと言われていますが、女性でも同じくらいの発症例が報告されています。

摂取して1〜3日後、首や腕、腹や背中などに激しいかゆみが表れ、我慢できずに掻くと、掻いた部分が発赤し細かい水疱ができます。
写真.jpg

胃腸症状はなく、皮膚アレルギーがあると発症しやす以前に、シイタケの戻し汁をそのまま飲む健康法でシイタケ皮膚炎が多発したり、シイタケチップ菓子を食べて発症したりした例もあるようです。

甲殻類アレルギー、薬疹などはポピュラーですが、皮膚科の先生によると
「患者にシイタケが原因だと説明すると、皆一様に驚かれるようです。」

治療は内服薬としては、抗ヒスタミン剤やトラネキサム酸などの皮膚アレルギー反応や消炎効果のある薬剤や、L-システインなどのアレルギー反応を抑える効果のある内服、外用薬としてはステロイド軟膏を塗布等です。
posted by MCL at 11:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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