2014年01月26日

白熱教室シリーズ「幸福学」

NHK教育で「白熱教室」というシリーズの番組があります。これは有名大学の教授の人気講義を収録した番組です。最初は「ハーバード白熱教室」としてハーバード大学のマイケル・サンデル教授の政治哲学講義が放送されました。その後、スタンフォード大学やオックスフォード大学、日本の大学教授の講義なども放送されています。
 そして現在は「幸福学 白熱教室」です。幸福学とは、人が「幸せ」を感じるメカニズムを明らかにしようとする学問です。「幸福」の謎を解明して人類をより幸せにするために、「幸福」の正体をアカデミックに解き明かそうと、分野を超えた研究が進められているそうです。お金と幸福の関係や仕事と幸福の関係、挫折や逆境と幸福についての解説など、とても面白い講義です。例えばお金と幸福は必ずしも比例して高くなるわけではないようです。アメリカでの調査結果では、年収が70,000ドルを超えるとそれ以上は幸福度は上がらないそうです。幸福になるためにお金は必要ですが、たくさんあればあるだけ幸せになるわけではないんですね。また、幸福度の高い人に共通する3つの条件があるそうです。「1.人との交流をもっている」、「2.他人に親切にし、感謝している」、「3.いま、ここにあること」の3つです。1と2はわかりますが、3はなんでしょう?これは目の前の現実に向き合っている、ということです。妄想に逃げたり、ゲームやネットなどの仮想空間にハマって、心ここにあらずな状態では幸福を感じることはできないそうです。
 「幸福学 白熱教室」は現在放送中で、次回2014年1月31日(金)が最終回になります。再放送の予定はまだ無いようですが、再放送される可能性もありますので、機会があればぜひ見てみてください。いろいろと考えさせられて面白いですよ。
YW

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NHK教育テレビ(Eテレ)
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2014年1月 3日(金)「幸福学」白熱教室 プロローグ特集 幸せを見つける鍵
2014年1月10日(金)第1回 「お金はあなたを幸せにしますか?」
2014年1月17日(金)第2回 「あなたの仕事と幸せの関係」
2014年1月24日(金)第3回 「挫折や逆境から立ち直るために」
2014年1月31日(金)第4回 「幸せを導く人間関係とは?」
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2013年12月25日

<映画の見方>がわかる本

この本は映画評論家の町山智浩という人が書いた映画評論集です。映画評論というと映画の宣伝のように思いがちですが、この町山智浩という人の映画評論はただの宣伝ではありません。映画を観ていて「あれ?」「今のシーンてどういうこと?」と思うことがありますが、この本ではそういった映画のなかに散りばめられた「映画の謎」を解き明かすような評論をしているのです。制作当時の文献資料や監督・脚本家・製作者などへのインタビューなど、資料的な裏付けに基づいて解説しているので、映画の謎に対して明快に答えを提示してくれます。評論家が映画を観て感じた印象や感想を語るのではなく、文献を土台に分析・論評しているのでとてもわかりやすく腑に落ちる話ばかりで面白いです。本の中では「2001年宇宙の旅」や「タクシードライバー」「地獄の黙示録」「未知との遭遇」など60年代後半から70年代にかけての有名な作品(少し古いですが名作ばかりです)を詳しく解説してくれています。とても詳細な解説なので映画評論というよりも映画研究といったほうがいいのかもしれません。この本を読んでからもう一度その映画を観ると、知らないで観ていた時とはまた違った感動があってとてもお得で不思議な感じがしますよ。年末年始は時間に余裕もあるので、皆さんも古い映画を見返してみてはいかがでしょうか?

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紹介した本のデータ
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書 名:<映画の見方>がわかる本
     ―『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで
     (映画秘宝COLLECTION)
著者名:町山 智浩
出版社:洋泉社 (2002/08)
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2013年11月30日

扁炉(ピェンロー)

扁炉(ピェンロー)とは、中国は広西省あたりの鍋料理です。わかりやすく言うと「白菜鍋」です。最近は日本風にアレンジされたレシピもよく紹介されていますが、元々のピェンローをレシピ通りに作るのが抜群に美味しくて、わたしは冬になると何度も作って食べています。(今夜がこの冬最初のピェンローでした)
 この鍋のよいところは簡単なレシピなのでざっくりと誰が作っても必ず美味しくできるところにあります。材料は、白菜・豚バラ肉・鶏モモ肉・春雨・干し椎茸・胡麻油・粗塩・一味唐辛子、です。材料も比較的安くすむので経済的にもよいです。作り方は、まず干し椎茸を戻した水で、干し椎茸と一緒に白菜の白い部分から煮はじめます。白菜がクタッとしてきたら豚肉・鶏肉を入れてさらに上から白菜の葉の部分でふたをして煮ていきます。そのまま中火で煮込んで途中で胡麻油を入れます。2〜30分程度煮込むと鍋の中には黄金色に輝くスープが出来上がっています。最後に春雨を入れて一煮立ちすれば完成です。でもこのまま食べてもほとんど味はしません。干し椎茸のダシと胡麻油しか使っていないからです。そこで食べる時にそれぞれの取り皿にスープを取ってそこに好みの量の粗塩と一味唐辛子で味付けをして、このスープにつけて白菜・豚肉・鶏肉を食べるのです。塩味の濃さや一味唐辛子の辛さは個人で好きなように調整できるので、誰もが満足できる味になります。作り方はとても簡単なのですが、上品で深い味わいの美味しいスープが堪能できますよ。・・・と一生懸命文章で紹介したのですが、なかなか美味しそうには書けませんね。ぜひ実際に作って食べてみてください。その美味しさに必ず感動すると思いますよ!
 ちなみにこの鍋料理は、今年の夏に公開された「少年H」という映画の原作を書いた妹尾河童さんが「河童のスケッチブック」で紹介して有名になったものです。詳細なレシピは「ピェンロー」で検索して探せばすぐに見つかりますので、ぜひお試しください。冬の寒い日にはオススメです。

YW

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