2019年01月11日

気分転換に読むお勧め本「八朔の雪」

いろいろな本を読んでいることをあちらこちらで話していたところ、ある患者家族様から「先生、いい本がありますよ〜」と勧めていただいて、年末年始に読んで面白かった皆様にお勧めの本があります。
小説の田郁「八朔の雪」です。
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読み終わって調べて分かったのですが、これがシリーズ本の第1作であり、10巻完結なので追々楽しみに読んでいこうと思います。
内容は江戸時代の江戸の小料理屋で腕を振るい奮闘する18歳女性の物語です。
ポイントは@料理作り(具体的なレシピあり)A時代劇(時代小説)B人情物語です。
料理は具体的でレシピを工夫するところは現代でも通じるところがあり、時代劇の人情物語なのでウルッと感動させる場面ありで、その両者がいい感じでミックスされています。

私自身が「何かお勧めの本はありますか?」と聞かれることが多いのですが、私が昨年ハマった多くの本は偏り過ぎてあまり人に勧められないものが多く、そのためこの本は性別や年齢に関わらずお勧めできます。
特に久しぶりに小説を読んでみたいけれど偏っていたりややこしい本は避けたい方にはお勧めです。
ぜひ気分転換に読んでください。

追伸:実は昨年に私がはまった偏った本と言うのは、ドストエフスキー(カラマーゾフの兄弟、罪と罰、白痴、悪霊)と源氏物語(現在も読解奮闘中)です。
ただ内容が濃すぎて気分転換に読める本ではありません。
頭の中が整理できたら、いずれブログに書こうと思っています。
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2019年01月04日

仕事と生活のバランス企業表彰

あけましておめでとうございます。
今年も向原クリニックをよろしくお願いいたします。
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 昨年の11月にひょうご仕事と生活センターより「仕事と生活のバランス」の実現推進のために先進的な取り組みをしている企業として向原クリニックが知事表彰を受けました。
患者様や支えている家族の皆様、地域の連携している皆様のおかげ、そして何よりも向原クリニックスタッフの頑張りの成果だと考えております。
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開院当初より「患者よし、医療者よし、地域よし」の三方よしをクリニック理念に掲げております。
まだまだ取り組まないといけない課題を多く抱えていますが、今年も一歩ずつ患者様のため医療者(スタッフ)のため地域のために前進させていきますのでよろしくお願いいたします。
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2018年12月28日

イギリスの歴史〜聖公会キリスト教(イギリス国教会)

フランスはカトリック・キリスト教の権威によって、ドイツはプロテスタント・キリスト教の権威によって、権力との緊張関係で歴史が発展したと考えます。
ただしカトリックは国家を超えた大きな権威であり、プロテスタントは個別性を重んじるあまり国家としての権威の統一性を発揮できなかったりしたのだと思います。
国家の権威の統一性と言う意味ではイギリスの聖公会(イングランド国教会)が一番スムーズにいったのではと思います。
大航海時代に植民地政策で最大の版図を獲得したイギリスは、一般的にいち早く遂げた産業革命の成果と言われますが、その陰で聖公会を中心とした国としての精神的統一も大きかったのではないかと思っています。

イギリスは古代から中世にかけてヨーロッパ大陸の歴史に巻き込まれていましたが、14世紀のフランスとの百年戦争を経て、イギリス(このときはイングランド)のアイデンティティーが確立していきました。
そしてフランスやドイツと同じようにカトリックキリスト教の権威と協調していましたが、転機が16世紀のヘンリー8世(父)、エリザベス1世(娘)の時代に訪れました。
元々はヘンリー8世の離婚問題に端を発したカトリックキリスト教との不和ですが(ヘンリー8世はローマ教皇より破門されました)、その後イングランド宗教改革にまで発展して娘のエリザベス1世の時代にはイギリスを中心としたキリスト教権威の聖公会が確立していきました。
そしてその後の時代は王権と聖公会で権力と権威を確立させ、産業革命で実行力をつけたイギリスが「七つの海を支配した大英帝国」と呼ばれるようになります。

日本人からすると現在の超大国アメリカの生みの親であるイギリスがヨーロッパ最大の国のようなイメージがありますが、それはエリザベス1世のころから権力と権威において統一して(イギリス国内においてはスコットランドやアイルランドとの合併や独立問題がありましたが)発展した成果なのかもしれません。

追伸:今年もあと数日で終わりますが、皆様はどのような一年でしたか?
私は痛風発作や膝半月板損傷で訪問診療を急遽休診にする大変な一年でしたが、患者様・患者家族様の理解のもとスタッフの調整と安井先生の代診のおかげで何とか乗り切ることができました。
最近は体のあちこちにガタがきている自覚がありますが、来年は体調を整えて頑張っていきたいと思います。
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